この記事を開いてくださったあなたは、今電気が使えずに困っていることかと思います。
電気代を滞納して未払いを重ねると、急に電気が止められてしまうことがあります。今回はこのような場合にどのように対処すればすぐに電気が使えるようになるのかを解説します。
焦らずに対処すればすぐに電気は使えるようになるから安心してね!
地域電力会社と新電力会社によって対応が変わるので、自分に該当する方法を確認してください。ちなみに地域電力会社は下記している電力会社のみで、それ以外の電力会社はすべて新電力会社です。
地域電力会社一覧
東京電力、関西電力、中部電力、北海道電力、東北電力、北陸電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力
Table of Contents
地域電力会社と契約していて電気が使えなくなった場合
地域電力会社と契約していて、電気代を滞納している方は基本的には次の3ステップを踏めばすぐに電気が使えるようになります。
STEP1.滞納している電気代を全額支払う
まずは滞納している電気代を全額支払いましょう。一部を支払っても意味はありません。振込用紙での支払であればコンビニで支払いが可能です。
電気代を滞納しているとハガキ等で「〇月〇日までに電気代を支払わないと送電を停止します」というお知らせと共に振込用紙が送られてきているはずなので、この振込用紙を使うのが一番手っ取り早い方法です。
もしも手元に振込用紙がない場合は管轄の電力会社に問い合わせてみましょう。問い合わせた後は電力会社の指示に従っていれば問題ありません。
また支払方法を口座振替やクレジットカード支払にしていた場合も電力会社に問い合わせをして、電力会社の指示に従って支払いを済ませましょう。(電話番号はSTEP2でまとめております)
STEP2.電力会社に電話する
滞納している電気代の支払が完了したら、管轄の電力会社に電話して送電の再開を依頼しましょう。急いでいることを伝えたら、すぐに電気が使えるように対応してくれる場合があります。
送電の再開を依頼する電力会社の連絡先は下記の通りです。エリアによっては各支店毎に連絡先が異なる場合があるので、その場合は電力会社の公式HPで確認してください。基本的にはどの電力会社も24時間対応してくれますが、一部24時間対応でない電力会社もあります。
[table id=94 /]
STEP3.送電開始まで待つ
電力会社に電話をしたら、後は送電開始を待つだけです。
最短5分程度で電気が使えるようになりますが、作業員による工事が必要な場合は1時間~2時間程度で電気が使えるようになります。この違いは設置されている電気メーターがスマートメーターかアナログメーターかによるものです。
スマートメーターの場合は遠隔通信で操作ができるため5分程度で送電が再開されますが、アナログメーターの場合は作業員がきて作業をする必要があるので1~2時間程度の時間がかかります。ちなみに作業員の作業に立ち会いは不要です。
アナログメーターの場合、作業員が夜間の工事に対応していないと作業員がすぐにきてくれないので翌日の作業となります。その場合は翌朝まで電気が使えないので、できる限り日中に連絡をしましょう。
新電力会社と契約していて強制解約となった場合
新電力会社と契約していて電気がいきなり使えなくなった場合は、契約を強制解約されている可能性があります。地域電力会社は法律で「最終保証供給」が義務付けられている為、強制解約されることはありません。しかし新電力会社の場合はその義務がない為、電気代を滞納していると強制解約されることがあります。
また新電力会社は顧客からの申込を却下することも可能です。強制解約されたからといって電気代を滞納していた債務が消えるわけではありません。つまり新電力会社は電気代の未払いを理由に顧客からの申込を却下できるのです。もちろんそれは別の新電力会社に申込をした場合も同様で、他の電力会社への電気代未払いを理由に申込を却下することができます。
前置きが長くなりましたが「私は今すぐに電気が使いたいんだ!」という方もいますよね。今回はそのような方がすぐに電気を使えるようになる方法を紹介します。
STEP1.管轄の地域電力会社に電話する
まずは管轄の地域電力会社に電話をして現状を伝えましょう。その上で送電を再開してほしい旨も伝えてください。
送電の再開を依頼する電力会社の連絡先は下記の通りです。エリアによっては各支店毎に連絡先が異なる場合があるので、その場合は電力会社の公式HPで確認してください。基本的にはどの電力会社も24時間対応してくれますが、一部24時間対応でない電力会社もあります。
[table id=94 /]
STEP2.送電が開始されるのを待つ
電力会社に電話をしたら、後は送電開始を待つだけです。
スマートメーターの場合は最短5分で電気が使えるようになりますが、アナログメーターの場合は作業員による工事が必要になるので電気が使えるようになるまで1時間~2時間程度の時間がかかります。
アナログメーターの場合、作業員が夜間の工事に対応していないと作業員がすぐにきてくれないので翌日の作業となります。その場合は翌朝まで電気が使えないので、できる限り日中に連絡をしましょう。
STEP3.滞納していた電気代を全額支払う
STEP2の時点でとりあえず電気の送電は再開されますが、滞納していた電気代を支払わなくていいわけではありません。電気代を滞納していた分の振込用紙が手元に届いているはずなので、近くのコンビニ等で速やかに支払いを済ませましょう。
地域電力会社で送電自体は再開されますが、地域電力会社の料金プランは新電力会社の料金プランと比べて割高です。電気代を滞納したままだと新電力会社への申込が却下される可能性が高いので、割高の料金プランのまま電気を使い続けることになります。
あくまでこの措置は一時的なものと考えて、今後少しでも安く電気を使うために新電力会社と契約するようにしましょう。その為の必要措置として滞納していた電気代を必ず支払うようにしてください。
電気代を払い終わったら新電力会社に切り替えよう【エネチェンジ】
電気代の滞納で発生するペナルティ
電気代を滞納するとペナルティがつくことがあります。とりあえずここまで読み進めていただいた方は電気の送電は再開していると思いますが、今後同じ状況にならないようにペナルティについて理解しておきましょう。
延滞利息が発生する
電気代を滞納すると延滞利息が発生します。支払期限を多少過ぎる程度であれば延滞利息が発生することはありませんが、目安としては1ヵ月以上電気代を滞納すると延滞利息が発生します。利息の利率は年利10%です。
10,000円の電気代を1年間滞納した場合は1,000円が延滞利息となる計算です。これだけを見ると大した金額には見えないかもしれませんが、これが数か月分の合計となると延滞利息だけで数万円になってしまう可能性もあるので注意しましょう。
信用情報に影響する可能性がある
これは電気代をクレジットカードで支払っていた方のみに該当するペナルティですが、クレジットカード支払で滞納が続くと信用情報に長期延滞として登録される可能性があります。
信用情報がブラック状態になると、今後何かをローンで購入しようと思ってもローンの審査が通らなくなります。クレジットカードの作成すらできなくなるでしょう。また手元のクレジットカードも強制解約となる可能性があるので注意しましょう。
保証金を求められる可能性がある
地域電力会社が「最終供給保障」を義務付けられているとはいえ、電気代をいつまでも滞納されるのは困ります。そこで今後も電気代の未払いを起こす可能性があると思われる利用者には電力会社から保証金を求められることがあります。
だいたい目安としては過去の電気代から平均的な1ヵ月分の電気代を算出し、その金額の約3ヵ月分と言われています。今後電気代の未払いがあれば保証金から充当されることになります。
コメント