引越しで入居日や退去日の決め方で悩む方は多いのではないでしょうか?入居と退去のタイミングを上手く合わせないと一時的に住む家がなくなってしまったり、二重で家賃の支払が発生してしまう可能性があります。
引越しの時期はバタバタするから、こういうトラブルはよくあるのよね…
そこで今回は引越しで入居日や退去日を決める上で絶対に注意すべきポイントを紹介します。
Table of Contents
入居日・退去日の基礎知識
まずは引越し前に絶対に抑えておきたい用語の意味を簡単に説明します。
入居日とは
不動産業界でいう入居日とは「家賃が発生する日」です。実際に住み始めた日ではないので間違えないようにしましょう。入居日は契約書に必ず記載されているので、忘れてしまった場合は契約書を確認するようにしてください。
退去日とは
退去日とは「旧居を退去する日」です。退去の立ち会いをする日が退去日となります。一般的には退去の1か月前までに退去通知を行うのがルールですが、管理会社によって異なる場合もあるので余裕をもって通知をするようにしましょう。
また引越し日は「新居に引越しする日」のことを指します。退去日とは違うので、間違えないように注意してください。
まずはこの3つの言葉の意味をしっかり理解しましょう!
入居日や退去日を決める順序
用語の基礎知識を知った上で理想的な入居日や退去日を決める順序と注意すべきポイントを説明します。
①新居の物件に申し込む
物件に申し込む前に入居できる日程を必ず確認しましょう。その上で不動産会社に必要書類を提出し、入居審査を受けます。審査に通ると契約手続きへと進みます。
新居物件の探し方は別の記事で詳しく解説しているわよ!
②旧居の退去通知を行い、退去日を決める
退去通知を電話等で行い、退去日を決めます。退去日が月末と設定されていたり、日割り計算で家賃を計算してくれなかったりするので、入居日を決めてから退去日を決めようとするとトラブルが発生しやすくなってしまいます。
③入居日を決める
入居日は必ず退去日を決めた後に決めます。入居日は管理会社もしくは大家さんと調整した上での決定になるので、必ずしも希望の日程で入居できるわけではありません。
そういったリスクを減らす為に、あらかじめ申し込み時に管理会社や大家さんに希望の入居時期等を相談しておくといいでしょう。
④引越し日を決める
入居日と退去日が決まったら、引越し日を設定しましょう。
入居日や退去日を決める時のポイント
では具体的なスケジュールの決め方のポイントについて説明していきます。
退去日を決めた後に必ず入居日を決める
退去日を決めた後に必ず入居日を決めるようにしましょう。なぜなら基本的に退去日の方が契約等の都合上、調整しにくいからです。
新居物件の契約時に不動産会社から入居日の設定を求められることがあります。しかし、その時点で退去日が決まっていないなら、その場で入居日を決めてしまうと大きなトラブルの原因となります。退去日が決まるまでは、入居日の設定を保留にしてもらうことをおすすめします。
時には入居日と実際に入居するまでの期間が空いてしまう場合もあります。その際は泣き寝入りせず、一度管理会社や大家さんに相談してみましょう。交渉によっては入居日を遅らせてくれる可能性があります。どうしても入居日の調整が難しい場合は家賃を日割りにできるかの交渉もおすすめです。家賃の二重支払防止のための交渉なので、やれるだけやってみることをおすすめします。
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