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2016年4月に電力自由化がスタートしました。その為、自分のライフスタイルにあった電力会社を選択することで電気代を安く抑えられるようになりました。
そこで今回は2023年現在、関西電力エリア(京都府、大阪府、滋賀県、兵庫県※一部地域を除く、奈良県、和歌山県及び福井県※一部地域を除く、三重県及び岐阜県※一部地域のみ)でおすすめの電力会社を紹介します。今よりも安全かつ安く電気を利用したい、引越し先でおトクに電気を利用したいという方はぜひ参考にしてください。
目次
関西で契約できる電力会社9社の料金比較
電力会社によって電気の質や使用感は変わりません。その為、自分の電気使用量で最も安くなる電力会社を選ぶことが正しい電力会社の選び方と言えます。
そこで関西電力エリアで選べる電力会社9社の電気料金を電気使用量別で比較しました。電気使用量毎に安い電力会社が異なる為、最も安い電力会社の料金を太赤字にしております。
電気単体の料金比較表
まずは関西電力エリアで電気単体で契約した場合の料金比較を見ていきます。
電気使用量が少ない一人暮らしの場合は「Pontaでんき」、それ以外の場合は「オクトパスエナジー」が最も安い電力会社であることがわかりました。
ただし、Pontaでんきもオクトパスエナジーもガスサービスを提供していない為、ガス会社は別で契約する必要があります。関西エリアで最も安いガス会社は「エルピオ都市ガス」なので、Pontaでんきやオクトパスエナジーで契約したい方はエルピオ都市ガスの契約も併せて検討してみてください。
関連記事:大阪(関西)でおすすめのガス会社TOP5!世帯人数の安さランキングを紹介!【大阪ガスエリア】
電気使用量 | 大阪ガス電気 (ベースプランA) | eo電気 (ネット契約無) | オクトパスエナジー | Pontaでんき | ENEOSでんき | ネット電力 | Japan電力 | HTBエナジー | 関西電力 |
120kwh(1人暮らし) | 2,509円 | 2,509円 | 2,494円 | 2,414円 | 2,511円 | 2,928円 | 3,120円 | 3,486円 | 2,565円 |
200kwh(1~2人暮らし) | 4,533円 | 4,527円 | 4,398円 | 4,472円 | 4,431円 | 4,880円 | 5,200円 | 5,590円 | 4,622円 |
300kwh(2人暮らし) | 7,063円 | 7,049円 | 6,779円 | 7,040円 | 6,831円 | 7,320円 | 7,800円 | 8,220円 | 7,193円 |
400kwh(3~4人暮らし) | 9,734円 | 9,862円 | 9,440円 | 9,909円 | 9,512円 | 9,760円 | 10,400円 | 10,850円![]() | 10,063円 |
500kwh(5人暮らし以上) | 12,546円 | 12,675円 | 12,101円 | 12,778円 | 12,193円 | 12,200円 | 12,900円 | 13,480円 | 12,933円 |
電気・ガスセットの料金比較表
続いて関西電力エリアで電気・ガスをセットで契約した場合の料金比較を見ていきます。ガスとセット契約できる電力会社は限られている為、セットプランを提供している会社のみの比較となります。
関西エリアで電気とガスをセットで契約する場合、最も安くなるのは「eo電気(関電ガスeo割)」であることがわかりました。eo電気は関西電力が提供している関電ガスとのセット契約が可能です。その為、供給面でも安心感があります。
電気・ガス使用量 | 大阪ガス | eo電気(関電ガス) | HTBエナジー | 大阪ガス+関西電力 |
電気:120kwh ガス:20㎥ | 6,624円 | 6,326円 | 7,554円 | 6,821円 |
電気:200kwh ガス:20㎥ | 8,616円 | 8,343円 | 9,658円 | 8,877円 |
電気:300kwh ガス:30㎥ | 12,503円 | 12,163円 | 13,704円 | 12,894円 |
電気:400kwh ガス:40㎥ | 16,537円 | 16,273円 | 17,750円 | 17,209円 |
電気:500kwh ガス:40㎥ | 19,320円 | 19,086円 | 20,380円 | 20,079円 |
当サイトおすすめ厳選電力会社4選
先程の料金比較を踏まえて当サイトがおすすめする厳選電力会社は「オクトパスエナジー」「Pontaでんき」「eo電気」「大阪ガス電気」の4社です。
これらの4社は料金が安い以外にも提供会社の規模感(安心感)やキャンペーン・ポイント還元等でも契約するメリットがある会社です。それぞれの電力会社の特徴を詳しく見ていきましょう。
オクトパスエナジー

オクトパスエナジーに申し込むと 年間852円~9,984円程度おトク! | |
総合評価 | 23点/30点 |
一人暮らしおすすめ度 | ★★★★☆(4点/5点) |
二人暮らしおすすめ度 | ★★★★★(5点/5点) |
ファミリー世帯おすすめ度 | ★★★★★(5点/5点) |
キャンペーン・ポイント還元等 | ★★★☆☆(3点/5点) |
提供会社の規模感 | ★★★☆☆(3点/5点) |
電気料金高騰リスク | ★★★☆☆(3点/5点) |
おすすめポイント
✅電気使用量170kwh以上なら関西エリア最安値
✅関西電力よりも電気使用量に関わらず電気料金が安い
✅実質再生可能エネルギー100%の電気を供給している(グリーンオクトパス)
✅東京ガスの子会社で、日本を含む8ヵ国で300万件以上の供給実績があるため安心
1社目はオクトパスエナジーです。オクトパスエナジーは最低料金・電力量料金が関西電力よりも安く設定されているため電気使用量に関わらず、電気料金が安くなります。また電気使用量が170kwh以上の家庭であれば関西エリアで電気料金が最安値となります。
またグリーンオクトパスプランであれば再生可能エネルギー100%の電気を供給している為、環境意識の高い方にもおすすめです。さらに東京ガスの子会社で日本を含む世界8ヵ国で300万件以上の供給実績がある点も安心ポイントです。
オクトパスエナジーについて詳しく知りたい
オクトパスエナジーは公式サイトよりWEB完結で申込ができます。(24時間受付可)
Pontaでんき

Pontaでんきに申し込むと 年間1,812円~1,860円程度おトク! | |
総合評価 | 21点/30点 |
一人暮らしおすすめ度 | ★★★★★(5点/5点) |
二人暮らしおすすめ度 | ★★★☆☆(3点/5点) |
ファミリー世帯おすすめ度 | ★★☆☆☆(2点/5点) |
キャンペーン・ポイント還元等 | ★★★★☆(4点/5点) |
提供会社の規模感 | ★★★★☆(4点/5点) |
電気料金高騰リスク | ★★★☆☆(3点/5点) |
おすすめポイント
✅関西電力とほぼ同水準の料金プラン
✅毎月150円分のPontaポイントが貯まる
✅ポイント還元を含めると電気使用量170kwh以下の場合、関西エリアで最安値
✅auエネルギー&ライフが提供する電気の為、供給面も安心
2社目はPontaでんきです。Pontaでんきの料金プランは関西電力の従量電灯Aとほぼ同水準で設定されています。一見すると電気料金の節約ができないように見えますが、毎月150円分のPontaポイントが貯まります。
Pontaポイントは1ポイント=1円で提携店舗等で使える為、毎月150円分の節約効果があると言えます。こちらのポイント還元分を含めると電気使用量が170kwh以下の家庭で最安値の料金で電気を利用できます。
また電気の供給会社もauエネルギー&ライフの為、供給面にも安心感があります。
Pontaでんきについてもっと詳しく知りたい
Pontaでんきは公式サイトよりWEB完結で申込ができます。(24時間受付可)
eo電気

eo電気に申し込むと 年間672円~3,096円程度おトク! | |
総合評価 | 19点/30点 |
一人暮らしおすすめ度 | ★★☆☆☆(2点/5点) |
二人暮らしおすすめ度 | ★★★☆☆(3点/5点) |
ファミリー世帯おすすめ度 | ★★★☆☆(3点/5点) |
キャンペーン・ポイント還元等 | ★★★★★(5点/5点) |
提供会社の規模感 | ★★★☆☆(3点/5点) |
電気料金高騰リスク | ★★★☆☆(3点/5点) |
おすすめポイント
✅関西電力より電気使用量に関わらず電気料金が安い
✅関電ガスとのセット契約で関西エリアで最安値のセットプラン(関電ガスeo割)
✅インターネット「eo光」を契約することで電気料金がさらに安くなる
3社目は株式会社オプテージが提供するeo電気です。オプテージは関電システムズの情報通信インフラや情報システム開発機能を移管されており、関西エリアのインターネットサービスで高いシェアを誇ります。
そんなeo電気ですが、関西電力よりも電気使用量に関わらず電気料金が安くなるように料金プランが設定されております。さらにeo光を契約している方は料金プランが変わり、電気料金がさらに安くなります。
また関電ガスとセット契約することで関西エリアのセットプランで最安値の料金となります。関電ガスの料金プランが特に安く、大阪ガスやHTBエナジーといった他のセットプランを提供している会社よりも格安の料金でガス・電気を使用できます。
eo電気についてもっと詳しく知りたい
eo電気は公式サイトよりWEB完結で申込ができます。(24時間受付可)
大阪ガス電気

大阪ガスの電気に申し込むと 年間672円~4,644円程度おトク! | |
総合評価 | 22点/30点 |
一人暮らしおすすめ度 | ★★☆☆☆(2点/5点) |
二人暮らしおすすめ度 | ★★★☆☆(3点/5点) |
ファミリー世帯おすすめ度 | ★★★★☆(4点/5点) |
キャンペーン・ポイント還元等 | ★★★★★(5点/5点) |
提供会社の規模感 | ★★★★★(5点/5点) |
電気料金高騰リスク | ★★★☆☆(3点/5点) |
おすすめポイント
✅関西電力より電気使用量に関わらず電気料金が安い(ベースプランA,A-G)
✅ライフスタイルに合わせた全13種類の料金プランを選べる
✅ガスとセット契約すると電気・ガスの料金単価が割引される
✅地域最大手のガス会社の為、供給面の安心感も抜群
4社目は大阪ガス電気です。大阪ガスは関西エリア最大手のガス会社の為、契約先としての安心感がNo1です。
大阪ガス電気のスタンダードメニューである「ベースプランA」「ベースプランA-G」であれば、関西電力よりも最低料金と電力量料金の2,3段階目が安く設定されているので電気使用量に関わらず電気代が安くなります。
また電気とガスをセットで契約するとガス・電気の料金単価が割引される為、光熱費を抑えられます。ただし、eo電気のセットプランと比べると割高になる点は注意しましょう。
大阪ガス電気で契約する最大のメリットはライフスタイルに合わせた全13種類の料金プランを選択できる点です。中には「Amazonプライムの年会費が無料になる」「ABEMATVのプレミアム料金が無料になる」といったユニークな料金プランも存在します。詳しくはこちらの記事で紹介しているので、気になる方はぜひ参考にしてください。
参考記事:大阪ガスの電気の評判や口コミは?料金プランの詳細・契約するメリットやデメリットも徹底解説!
大阪ガス電気についてもっと詳しく知りたい
大阪ガス電気はWEB完結の申込が可能です。(24時間受付可能)
オール電化物件におすすめの電力会社【HTBエナジー】
オール電化物件に住んでいる方はオール電化向けの料金プランを提供している電力会社で契約しないと損をしてしまう可能性があります。新電力会社でオール電化向けの料金プランを提供している会社は少ないですが、関西電力エリアでおすすめのオール電化プランを提供している会社はHTBエナジーの「ぜんぶでんき」プランです。
HTBエナジーのぜんぶでんきプランであれば、関西電力のオール電化プラン「はぴeタイムR」よりも電気料金を安く抑えられます。
関西電力とHTBエナジーの料金比較

関西電力とHTBエナジーのオール電化プランの料金表を比較してみました。
HTBエナジー | 関西電力 | |||
基本料金 | 最初の10kWまで | 1契約あたり | 2,068.00円 (14%割引) | 2,409.40円 |
10kW超え1kW | 1kWあたり | 394.00円 (5%割引) | 416.94円 | |
電力量料金 | デイタイム (昼間時間) | 夏季(7/1~9/30) | 27.22円 (6%割引) | 28.87円 |
その他季(10/1~6/30) | 24.75円 (6%割引) | 26.24円 | ||
リビングタイム (生活時間) | 21.52円 (6%割引) | 22.80円 | ||
ナイトタイム (夜間時間) | 14.29円 (7%割引) | 15.37円 | ||
割引 | オール電化割引 | 無し | 電気代の5% |
※休日 デイタイム:なし/リビングタイム:7~23時/ナイトタイム:23時~翌朝7時
料金単価を比較するとHTBエナジーの方が基本料金・電力量料金のどちらもが関西電力よりも安いことがわかります。関西電力はオール電化割引で電気代から5%の割引がありますが、HTBエナジーの料金単価が関西電力よりも5%以上安く設定されている為、電気使用量に関わらず電気料金が安くなります。
さらにHTBエナジーのぜんぶでんきプランに申し込むとかけつけサービス「あんしんサポート365」が無料で付帯されます。日常生活で起きたトラブルを気軽に相談できるかつ、簡単な作業であれば無料で対応してくれる非常に便利なサービスです。他の電力会社で同様のかけつけサービスを付帯してもらう場合は月額500~1000円程度かかる為、無料で付帯されるのはうれしいポイントです。
HTBエナジーについて詳しく知りたい
HTBエナジーは公式サイトよりWEB完結で申込ができます。(24時間受付可)
節電意識が高い方におすすめの電力会社【Looopでんき】
節電意識が高い方におすすめの電力会社は「Looopでんき」です。Looopでんきは市場連動型の料金プランを提供している電力会社で、30分毎に変動する電気の市場価格を元に料金単価が算定される為、他の電力会社より安いのか高いのかを導き出すことが難しいです。
ではなぜ節電意識が高い方におすすめできる電力会社なのでしょうか?
ピークシフトを行うことで電気料金を最小限に抑えられる

電気の市場価格が高い時間帯ではなく安い時間帯に家電を使う等、電気を使う時間帯をずらす「ピークシフト」を行うことで電気料金を最小限に抑えられます。ピークシフトの良い点は電気の使用量を減らす必要がない、つまり節電をしなくても電気料金が安くなる点です。
基本的には夜間に電気の需要が高まり、市場価格が高くなる傾向があります。その為、夜間は家電の使用を極力控え、昼間に家電を使用するようにしましょう。
他の電力会社では昼間に家電を使うように意識しても電気料金が安くなることはありません。Looopでんきの料金プランは少し意識を変えるだけで大きな節約効果を見込める為、節電意識の高い方におすすめです。
電気料金の高騰リスクに注意
Looopでんきの料金プランは市場連動型の料金プランです。そもそもの電気の市場価格が高騰してしまうと、ピークシフトを行っても電気料金は高くなります。
Looopでんきは料金単価をアプリや専用サイトでリアルタイムで確認できるようになっていますが、市場価格の高騰に気付いて電力会社を切り替えたいと思っても最低1~2ヵ月はかかります。その為、一度電気料金が高騰してしまうと高額な電気料金を1,2回は支払う必要があるということです。
Looopでんきに申し込む際はこのようなリスクがあることを認識した上で申し込むようにしましょう。
Looopでんきについて詳しく知りたい
Looopでんきは公式サイトよりWEB完結で申込ができます。(24時間受付可)
関西で電力会社を選ぶ際に注意すべきポイント
関西電力エリアで電力会社を選ぶ際に注意すべきポイントは3つあります。電力会社の選び方を間違えると損をする可能性があるので注意しましょう。
①自分の電気使用量で一番安い会社を選ぶ
電力会社が変わっても電気の質や使用感は変わりません。その為、基本的には自分の電気使用量で一番安くなる電力会社と契約すれば問題ありません。
まずは自分の月間電気使用量を検針票等で確認してから、この記事で紹介している比較表を参考に電力会社を選びましょう。
②初期費用・解約金0円の会社を選ぶ
基本的には初期費用・解約金が0円の電力会社が多いですが、一部の電力会社では初期費用や解約金がかかる場合があります。
自分の契約している電力会社が値上げを発表した場合に初期費用を支払ってしまっていたり、解約金がかかると気軽に電力会社の切替ができなくなります。そのようなリスクを予め潰しておくためにも初期費用や解約金がかかる電力会社を選ばないようにしましょう。
③大手企業や供給実績が多い電力会社を選ぶ
大手企業と中小企業の間で電気の質や使用感が変わることはありませんが、できる限り大手企業や供給実績が多い電力会社で契約するようにしましょう。
理由は中小企業の場合、経営が安定していない可能性があり、倒産リスクや料金値上げリスクが高まるからです。大手企業や供給実績が多い電力会社であってもリスクがないわけではありませんが、中小企業と比較してどちらが安心できるかは言うまでもありません。
また大手企業や実績のある会社の方がお客様サポートが充実している場合が多く、料金面以外でもメリットがあります。
電力会社を切り替える際のよくある質問
最後に電力会社を乗り換える際のよくある質問を紹介します。
関西電力から電力会社を乗り換えても大丈夫なの?
今までずっと関西電力を利用していた方からすると新電力会社に乗り換えることを不安に思う気持ちはわかります。ただ結論から言うと乗り換えても全く問題ありません。
電気の質は関西電力と変わりません
まず電気の質は新電力に切り替えても関西電力と変わることはありません。新電力の多くは関西電力が利用しているのと同じ発電所で作られた電気を利用しています。また新電力は再生可能エネルギーを積極的に取り入れていますが、発電方法が変わったからといって電気の使用感が変わるということはありません。
関西電力より停電しやすくなることもありません
新電力会社は関西電力と同じ送電網を利用して家庭に電気を供給しています。確かに電線や電柱などでトラブルがあれば停電が起きることはありますが、それは新電力だけでなく関西電力でも同様に停電がおきます。つまり新電力だから停電しやすくなるというわけではありません。
電力会社を乗り換える際に必要なことってある?
電力自由化によって、電力会社を自分で選べるようになりました。電力会社を乗り換えるのは全員に等しく与えられている権利です。その為、支払滞納等でブラックリストに載っていない限りは、基本的に乗り換えに必要な条件はないので安心してください。
ただ電力会社を乗り換える為に必要な情報として「契約中の電力会社の名称」「供給地点特定番号」「お客様(契約者)番号」を準備しておくとスムーズに申込手続きができます。
電力会社を乗り換えるデメリットはゼロ!安心して乗り換えてね♪