Looopでんきの新料金プラン「スマートタイムONE」は市場連動型?プランの詳細と乗り換えにおすすめの電力会社を紹介!

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全国的に知名度が高く人気の新電力会社だった「Looopでんき」ですが、2022年6月には「おうちプラン」「ビジネスプラン」の料金値上げ、2022年8月には「スマートタイムプラン」「動力プラン」の値上げと暗いニュースが続いています。

そんな中で2022年9月28日に新料金プラン「スマートタイムONE」が同年12月1日よりスタートするという発表がありました。ただ最近のLooopでんきの動向を見ていると新料金プランの発表に不安を覚える方も多いのではないでしょうか?

結論から言うと新料金プランは「契約リスクの高い料金プラン」になっているわよ…

そこで今回はLooopでんきの新料金プラン「スマートタイムONE」の詳細とLooopでんき契約中の方におすすめの乗り換え先の電力会社を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

スマートタイムONEの詳細

早速12月1日からリリースされる「スマートタイムONE」の詳細を紹介していきます。主な特徴をまとめると下記の通りです。

スマートタイムONEの特徴

✅市場連動型の料金プラン
✅基本料金は0円(今までと同じ)
✅Looopでんきに申し出をしなければ12月より自動的にプランが移行される

スマートタイムONEは市場連動型の料金プラン

スマートタイムONEの最大の特徴は「市場連動型」の料金プランである点です。市場連動型プランには予め決まった従量料金の単価がなく、日本卸電力取引所(JEPX)の電力取引価格に連動して従量料金の単価が変動していきます。

では具体的にどのような計算式によって電気代が計算されるのかを見ていきましょう。

スマートタイムONEの電気代計算式

電気代=基本料金0円+(電源料金+固定従量料金)×電力使用量+再エネ賦課金

通常の電気代計算式と異なるのは(電源料金+固定従量料金)×電力使用量の部分です。この部分についてもう少し詳しく見ていくことでスマートタイムONEの特徴が明確になります。

スマートタイムONEの電源料金って何?

結論から言うと、この「電源料金」こそがスマートタイムONEが市場連動型の料金プランと言われる理由です。この電源料金単価は30分毎に変わるJEPXのスポット市場価格に基づいて決定されます。つまり市場取引価格の変動に併せて30分毎に電源料金単価が変動するということです。

Looopでんきでは翌日までの電源料金単価をホームページで確認できるようなサービスを提供するそうですが、自分の裁量で電気の取引価格をコントロールできるわけではないので電気代の高騰リスクが付き纏います。

引用元:Looopでんき公式HP

こちらの画像は電源料金単価が30分毎に変動することをわかりやすくする為の変動イメージ図です。実際の単価とは異なるので注意してください。このように30分毎に電源料金単価が変動する為、自分で今月の電気代を計算することも困難になります。

2022年1月11日にはJEPXの市場価格が80円になったわよ。この30分間に電気を5kwh使うだけで電源料金が400円は高すぎる…

スマートタイムONEの固定従量料金って何?

続いてスマートタイムONEの固定従量料金について解説します。固定従量料金は電源料金とは違い、JEPXの取引価格に連動して変わるわけではありません。エリア毎に決まった固定料金単価に電気使用量を掛け合わせることで計算されます。ちなみに固定従量料金の内訳としては「託送費」「サービス料」の2つが含まれているようです。

託送費:一般送配電事業者の送配電ネットワークを利用して電気を送る料金
サービス料:お客さまにサービスを提供させていただくための運営料金

下記にエリア毎の固定従量料金単価をまとめましたので参考にしてください。

供給エリア固定従量料金単価
東京電力15.11円
北海道電力15.41円
東北電力16.04円
中部電力15.60円
北陸電力14.05円
関西電力14.15円
中国電力14.68円
四国電力15.08円
九州電力14.82円
沖縄電力16.66円

スマートタイムONEの評判や口コミ

続いてスマートタイムONEやLooopでんきに対する評判や口コミを調査してみました。結論から言うと良い評判や口コミは全くと言っていい程見つかりませんでした…

スマートタイムONEに対して

Twitterで新料金プランの「スマートタイムONE」と検索をかけて口コミを調査したところ「他社の電力会社に切り替えた」「乗り換え先を探す」といった趣旨の内容が大半を占めていました。やはり市場連動型なので、電気代の高騰を不安に思っている消費者が多いようですね。

Looopでんきに対して

Twitterで新料金プランの「Looopでんき」と検索をかけて口コミを調査したところ「料金が高い」「Looopでんきはやめて他の電力会社にした」といった趣旨の内容が大半を占めていました。ユーザーのLooopでんき離れはかなり深刻化していると言えそうです。

乗り換えにおすすめの電力会社(エリア別)

最後にLooopでんきから乗り換えるのにおすすめの電力会社をエリア別に紹介します。

東京電力エリア:東京ガス電気がおすすめ

提供会社東京ガス株式会社
供給エリア東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、栃木県、群馬県、茨城県、山梨県、静岡県の富士川以東
契約期間・解約金
支払方法クレジットカード・口座振替・払込票
セット割引電気+ガスセット割引有
市場連動型プラン

東京電力エリアで乗り換えにおすすめの電力会社は東京ガス電気です。おすすめポイントを下記にまとめました。

東京ガス電気のおすすめポイント

✅自社発電の割合が多く供給が安定している
✅使用量に関わらず、Looopでんきや東京電力より電気代が安くなる
✅ガスとのセット割引がある

中部電力エリア:TOKAIでんきがおすすめ

TOKAI
提供会社T&Tエナジー株式会社
供給エリア愛知県、岐阜県、三重県、長野県、静岡県富士川以西
契約期間・解約金
支払方法クレジットカード・口座振替
セット割引ガス+電気セット割引有
市場連動型プラン

中部電力エリアで乗り換えにおすすめの電力会社はTOKAIでんきです。おすすめポイントを下記にまとめました。

TOKAIでんきのおすすめポイント

尾上松也

✅市場連動型プランではないので安心して電気を使用できる
✅使用量に関わらず、Looopでんきや中部電力より電気代が安くなる

✅ガスとのセット契約で毎月200円の割引がある
✅出資企業に東京電力が入っている為、供給にも安心感がある

それ以外のエリアならオクトパスエナジー

提供会社TGオクトパスエナジー株式会社
供給エリア全国(沖縄・離島以外)
契約期間・解約金
支払方法クレジットカード・口座振替・コンビニ支払
セット割引
市場連動型プラン

東京電力・中部電力エリア以外で乗り換えにおすすめの電力会社はオクトパスエナジーです。おすすめポイントを下記にまとめました。

オクトパスエナジーのおすすめポイント

✅市場連動型プランではないので安心して電気を使用できる
✅使用量に関わらず、Looopでんきや地域電力より電気代が安くなる

✅実質再エネ100%の料金プランの為、環境にも優しい
✅東京ガスの子会社なので、供給にも安心感がある

エネチェンジの料金シミュレーターを利用するのもあり

最後にもう少し自分で乗り換え先の電力会社を調べたい方向けに、エネチェンジの料金シミュレーターを使用するという方法を紹介します。

エネチェンジの評判や口コミについては別の記事でも解説しているのでそちらも参考にしてください。

【2022年最新】エネチェンジで電気を切り替えても大丈夫?リアルな評判や口コミを徹底調査しました

電気代シミュレーションを使って電力会社を比較する【エネチェンジ】

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