株式会社グランデータが提供しているくらしエナジー。ただ一部では「料金が高い」という評判も聞く電力会社です。
そこで今回はくらしエナジーの評判や口コミを紹介します。他にも料金プラン、メリット・デメリットも解説するので、くらしエナジーについて詳しく知りたい方や、現在の電力プランを見直したい方は、ぜひ参考にしてください。
Table of Contents
くらしエナジーの基本情報
まずはくらしエナジーの基本的な情報を紹介します。
提供会社 | 株式会社グランデータ |
供給エリア | 全国(沖縄・一部離島を除く) |
契約期間・解除金 | 契約期間の縛り:無 解約金:無 |
支払方法 | クレジットカード、口座振替 |
セット割引 | 電気とガスの契約でセット割引:無 |
市場連動型プラン | 市場連動型プランではない →ただし、独自燃料費調整制度あり |
くらしエナジーは驚くことにWeb申込ができません。HPから申し込む際は株式会社グランデータの問い合わせフォームから申込希望の旨を伝える必要があります。基本的にWebインバウンドでの集客はしておらず、電話・訪問営業等のアウトバウンドで契約者を増やしているようです。
くらしエナジーの料金プラン
現在、くらしエナジーで契約可能な料金プランは「Mプラン」です。ここではMプランについて詳しく解説します。
Mプラン
旧一般電気事業者の従量電灯プランは、使用量に応じて1段階、2段階、3段階と電力量料金単価が上がっていくのに対して、くらしエナジーのMプランは使用量によって電力量料金単価が一律で変わりません。また基本料金も旧一般電気事業者の従量電灯プランより10%安く設定されています。
第1段階の料金単価は他社電力会社の方が安く、第2,3段階目の料金単価はくらしエナジーの方が安いので、電気使用量が多い家庭ほど電気料金がおトクになります。
北海道・東北・東京・中部・北陸・九州エリア
Mプラン | 北海道エリア | 東北エリア | 関東エリア | 中部エリア | 北陸エリア | 九州エリア | |
基本料金 | 1契約:10A毎に | 306.9円 | 297円 | 257.4円 | 257.4円 | 217.8円 | 267.3円 |
電力量料金 | 1kwhにつき | 29.10円 | 25.00円 | 25.75円 | 26.00円 | 22.10円 | 22.90円 |
関西・中国・四国エリア
Mプラン | 関西エリア | 中国エリア | 四国エリア | |
最低料金 | 1契約につき最初の15kwhまで (四国エリア:最初の11kwhまで) | 306.92円 | 303.18円 | 370.26円 |
電力量料金 | 15kwhを越える1kwhにつき (四国エリア:11kwhを越える1kwhにつき) | 27.20円 | 27.30円 | 27.70円 |
独自燃料費調整制度に注意
くらしエナジーは市場連動型の料金プランではありませんが、独自燃料費調整制度を適用しています。具体的には「燃料費調整単価における上限価格の撤廃」「燃料費調整額の追加調整」の2項目が電気供給約款に追記されています。
燃料費調整単価の上限価格を撤廃している電力会社は他にも多く存在しますが、燃料費調整額の追加調整はくらしエナジーを提供している株式会社グランデータ独自の制度です。
この燃料費調整額の追加調整によって電気代が急に高くなる可能性があります。電気の市場価格が安い時は問題ありませんが、市場価格が高い場合はくらしエナジーで契約するリスクが高いと言えるでしょう。
2023年3月時点、電気の市場価格は高騰しているので、他の電力会社での契約をおすすめします。
他の電力会社について調べたい
くらしエナジーのメリット・デメリット
次にくらしエナジーのメリット、デメリットを紹介します。
くらしエナジーのメリット
✅電力量料金が一律のシンプルな料金体系
✅電力の品質が維持できる
✅違約金・解約金がかからない
電力量料金が一律のシンプルな料金体系
くらしエナジーは電力量料金が一律です。その為、電気を使った分から簡単に自分の電気料金を計算できます。
料金単価は他の電力会社の2段階目料金と同じ程度で設定されているので、電気使用量が300kwh以上になる程おトクになります。
電力の品質が維持できる
くらしエナジーで契約した場合も一般送配電事業者が担当するので、電力の品質が落ちることはありません。ただしこれはどの電力会社で契約しても同じです。
違約金、解約金などがない
くらしエナジーを解約したり、他の電力会社に切り替える場合でも違約金、解約金はかかりません。
自分のライフスタイルが変わって、他の電力会社に切り替えたい際にも気軽に行動に移せるので安心です。
くらしエナジーのデメリット
✅電気使用量が少ないと電気代が割高になる
✅独自燃調制を採用しているので電気代の高騰リスクがある
電気使用量が少ないと電気代が割高になる
通常の電力会社は電力量料金が3段階になっており、1段階目(120kwhまで)料金が安く設定されています。くらしエナジーの電力量料金はこの1段階目料金よりも高く設定されているので、電気使用量が少ない家庭の場合は電気代が割高になってしまいます。
独自燃調制を採用しているので電気代の高騰リスクがある
くらしエナジーは独自燃料費調整制度を採用している電力会社なので、電気の市場価格が高騰することで電気代も高くなるリスクがあります。
電気の市場価格が落ち着くまではあまり契約をおすすめできません。
くらしエナジーの評判・口コミ
くらしエナジーの評判や口コミを調査しました。しかし、くらしエナジーの口コミが少なかったので、提供会社であるグランデータ社の評判を紹介します。
くらしエナジー(グランデータ)の良い評判
グランデータの評判をTwitterで検索しましたが、良い評判はほとんど見つかりませんでした。その中でもなんとか良い評判として捉えられそうなものを紹介します。
解約の手続きがスムーズという口コミです。ただこれはサービス会社としては当然の対応ですし、そもそも解約したいと思われるようなサービスなので、良い評判と言えるかは正直怪しいです。
くらしエナジー(グランデータ)の悪い評判
一方でグランデータ社の悪い口コミは非常に多く見つかりました。今回はその中の一部を紹介します。
グランデータ社は「料金が高い」という口コミがとにかく多いです。これは独自燃料費調整制度を採用していることに起因しており、電気の市場価格が高騰している現在では契約を控えておくことをおすすめします。
電気代を安く抑えたい方におすすめの電力会社
ここまでくらしエナジーはあまりおすすめできない電力会社であることを説明してきました。
電気の市場価格が高騰している現在、少しでもおトクに電気を使いたい方におすすめの電力会社をピックアップしたのでぜひ参考にしてください。もちろん、ここで紹介する電力会社はすべて独自燃料費調整制度を適用している電力会社ではありません。
関東エリアでおすすめの電力会社
関東エリアでおすすめの電力会社は2社あります。
CDエナジーダイレクト
✅東京電力の自由料金よりも3~4%程度電気代が安くなる料金プラン
✅電気とガスをセットで契約するとそれぞれの料金から0.5%割引される
✅ポイントサービスが充実しており電気代や買い物がさらにお得になる
✅中部電力と大阪ガスが設立した会社なので安心感がある
CDエナジーダイレクトについてもっと詳しく知りたい
CDエナジーダイレクトは公式サイトよりWEB完結で申込ができます。(24時間受付可)
東京ガス電気
✅東京電力より電気使用量に関わらず安い
✅電気とガスをセットで申し込むと電気料金から0.5%割引される
✅地域の大手ガス会社の為、電力供給にも安心感がある
東京ガスについてもっと詳しく知りたい
東京ガスは公式サイトよりWEB完結で申込ができます。(24時間受付可)
中部エリアでおすすめの電力会社
中部エリアでおすすめの電力会社は2社あります。
TOKAIでんき
✅ガスとセットで申し込むと世帯人数に関わらず、地域最安値
✅ガスとセットで申し込むと毎月200円のセット割引
✅ガスとセットで申し込むと毎月200円分のamazon等で使えるポイント
TOKAでんきについて詳しく知りたい
TOKAIでんきは公式サイトよりWEB完結で申込ができます。(24時間受付可)
東邦ガス電気
✅中部エリアで最大手のガス会社の為、供給の安心感が抜群
✅ガスとセットで契約すると請求額200円につき1ポイントずつポイントが貯まる
東邦ガスについてもっと詳しく知りたい
東邦ガスは公式サイトよりWEB完結で申込ができます。(24時間受付可)
関西エリアでおすすめの電力会社
関西エリアでおすすめの電力会社は1社あります。
オクトパスエナジー
✅関西電力よりも電力量料金が第1段階目から安い
✅実質再生可能エネルギー100%の電気を供給している
✅東京ガスの子会社で、日本を含む8ヵ国で300万件以上の供給実績があるため安心
✅エネチェンジ経由で申込すると電気代が5,000円分割引される
オクトパスエナジーについてもっと詳しく知りたい
オクトパスエナジーは電気代シミュレーションサイト「エネチェンジ」経由でWEB完結の申込が可能です。エネチェンジ経由での申込だと特設サイト割で5,000円の割引特典がついてくるのでおすすめです。
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